浄土宗 不断院
不断院は寛永7年(1630年)港区の麻布(当時の麻布村)に専蓮社覚譽上人吞了大和尚が不断寺として設立されました、
その後慶安2年(1649年)江戸浄土宗江戸紫衣四か寺の一つといわれた名刹で、のち檀林となる天徳寺内に寺域をう
つし塔頭となり不断院と名前を改ます。
不断院の当時の本寺である天徳寺は後奈良天皇から「光明山天徳寺」の勅額および紫衣論旨を賜わる寺院で、出雲・
越前・津山などの松平家のほか、十数藩の江戸での菩提寺となった寺院です。
山号寺号院号の名称は名称 共生山(ぐしょうざん) 浄光寺(じょうこうじ) 不断院(ふだんいん)です。
八王子に移転する前の山号は慧日山(えにちざん)と称しましたが八王子移転に当たり当時の浄土門主総本山知恩院
門跡明譽実應猊下より山号を賜り共生山となりました、猊下の書は現在入口正面の向拝(ごはい)上に山号額として
飾られています。

不断院の『不断』とは仏教用語で絶え間無い・常日頃など意味で、阿弥陀仏の別名を不断光仏いい、また念仏の修行
方法の一つである「不断念仏」からきています、日常語の『普段』はこの不断からきた当て字で正式には不断をつか
います。
不断院は江戸時代から芝西久保巴町(現在の港区虎ノ門三丁目)にありましたが、新たに発展著しい東京西部に活動
の場所を移すべく第24世現譽広学上人によって寺域の移転が開始されました。
昭和58年に現在の境内地を取得後、数年にわたる協議調整をへて行政の許認可をへて現在の弐分方丘陵の一角を造成、
平成4年に現在の本堂・書院(客殿)庫裏・茶室などが完成落慶しました。


本堂落慶と同時に従来お祀りしていたご本尊阿弥陀如来像(伝・室町時代作)は秘仏として本堂正面の厨子お入り
頂き秘仏のご本尊と同様に「中品下生」(ちゅうぼんげしょう)の来迎印をむすばれた新たなお前立ちご本尊の
阿弥陀如来が開眼されました。従来のご本尊は毎年元旦(一月一日)の朝、初日の出をむかえた後に行われる修正会
(しゅしょうえ)でご開帳されます。

平成14年には境内地に霊園「浄光の森聖地」並びに永代供養合祀墓地「ともいき」が完成し現在にいたります。
浄土宗 不断院
〒193-0822 東京都八王子市弐分方町179番地
電話042-652-2524 FAX042-650-8128
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